新事業進出補助金

【2026年最新】大規模成長投資補助金|最大50億円・補助率1/3の申請ガイド

この記事の結論

大規模成長投資補助金は中堅・中小企業の10億円以上の設備投資に最大50億円(補助率1/3)を補助。AI自動化ライン・スマート工場に活用可能。過去5回の採択率と100億宣言の優遇措置・申請7ステップを解説。

工場の新設、AI自動化ラインの構築、スマートファクトリーへの転換――こうした10億円を超える大規模な設備投資に対して、国が最大50億円・補助率1/3で支援してくれる制度があります。それが「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」、通称大規模成長投資補助金です。

対象は常時使用する従業員が2,000人以下の中堅企業・中小企業。「うちの規模で本当に申請できるのか?」と思うかもしれませんが、実際に4次公募では採択率48.6%を記録しており、要件さえ満たせばチャンスは十分あります。この記事では、制度の全体像から申請の具体的な手順、審査で落とされるパターンまで、公募要領に基づいて徹底解説します。


この制度の最大の特徴は、補助金としては破格のスケール感です。ものづくり補助金(最大1,250万円〜4,000万円)やIT導入補助金(最大450万円)とは文字通り桁が違います。

項目 一般企業 100億宣言企業
補助率 1/3以下 1/3以下
補助上限額 50億円 50億円
投資下限額(5次) 20億円 15億円
投資下限額(1〜4次) 10億円 10億円
賃上げ要件 年平均5.0%以上 年平均4.5%以上

※ 賃上げ要件は、補助事業終了後3年間の対象従業員1人あたり給与支給総額の年平均上昇率(役員除外)。

出典: 大規模成長投資補助金 公式サイト(参照日: 2026-05-19)

投資下限額が引き上げられた背景

1〜4次公募では投資下限額が10億円でしたが、5次公募(令和7年度補正予算)から一般企業は20億円に引き上げられました。この変更は「本当に大規模な投資を行う企業」に補助金を集中させる意図があります。一方、100億宣言企業は15億円に据え置かれており、成長意欲のある中小企業への配慮が見られます。

補助率1/3の具体的な計算例

たとえば総投資額30億円のAI自動化工場を新設する場合、補助率1/3で最大10億円の補助を受けられます。自己負担は20億円ですが、それでも単独での資金調達と比べれば大きな違いです。

総投資額 補助額(1/3) 自己負担
15億円 5億円 10億円
30億円 10億円 20億円
60億円 20億円 40億円
150億円 50億円(上限) 100億円

専門家経費・外注費は投資下限額に含まれない

注意点として、専門家経費や外注費は投資下限額の算定に含まれません。つまり「コンサルティング費用を含めて10億円」では要件を満たせず、建物や機械装置などの直接的な設備投資で10億円(5次は20億円)以上が必要です。


申請できる企業の要件 — 自社が対象か5分で判定

基本要件チェックリスト

以下のすべてを満たす必要があります。

  • 従業員数: 常時使用する従業員が2,000人以下(単体ベース。資本金の要件なし)
  • 投資規模: 専門家経費・外注費を除く投資額が10億円以上(5次は20億円/15億円)
  • 賃上げ計画: 補助事業終了後3年間で、対象従業員の給与支給総額を年平均5.0%以上(100億宣言企業は4.5%以上)引き上げる計画
  • GビズIDプライム: 電子申請に必須。未取得ならGビズID登録ガイドを参照
  • 投資先: 国内での工場等拠点の新設・増設・設備導入

対象外となるケース

  • みなし大企業: 従業員2,000人以下でも、大企業(2,001人以上)が発行済株式の過半数を保有している場合は対象外
  • 1次産業が主業: 農業・漁業・林業が主たる事業の場合は不可。ただし食品加工(2次産業)やEC販売(3次産業)であれば申請可能
  • 既に他の公募回で採択済み: 同一事業者が複数回採択されることはできない(不採択なら再申請可)

コンソーシアム申請が可能

1社では投資下限額に届かない場合、最大10社までのコンソーシアム形式で共同申請が認められています。複数の中小企業が共同で工場を整備する場合や、サプライチェーン全体でDX投資を行う場合に活用できます。ただし、各構成企業が単独でも補助要件を満たしている必要があります。


100億宣言の仕組み — 売上100億円を目指す企業に用意された優遇枠

「100億宣言」という名前を初めて聞く方も多いかもしれません。正直、制度名としては分かりにくい。要するに「売上高100億円を目指す成長計画を公表すると、補助金の要件が緩和される」仕組みです。

100億宣言の申請資格

  • 売上高10億円以上100億円未満の中小企業(直近の決算)
  • 100億企業成長ポータルに成長計画を提出し、公表される必要あり
  • 手続きには通常2〜3週間かかるため、補助金の公募開始前に着手すべき

出典: 100億宣言 申請要領(中小企業基盤整備機構、参照日: 2026-05-19)

宣言に盛り込む内容

  • 企業概要(現在の売上高、従業員数、事業内容)
  • 売上高100億円達成の目標年度と成長プロセス
  • 具体的な成長施策(設備投資、海外展開、M&A、新製品開発等)
  • 実施体制(経営チーム、外部アドバイザー等)

大規模成長投資補助金での優遇内容

項目 一般企業 100億宣言企業
投資下限額(5次) 20億円 15億円に緩和
賃上げ要件 年平均5.0%以上 年平均4.5%以上に緩和
別枠予算 なし 約1,000億円が確保

100億宣言を行うこと自体にデメリットはほぼありません。売上10億円以上の企業で大規模投資を検討しているなら、まず宣言手続きを進めておくのが得策です。


AI工場・自動化設備 — 補助対象になる経費の具体例

この補助金の対象経費は「省力化等の大規模成長投資」全般で、AI/DX投資との親和性が高い設計になっています。公募要領で認められている経費区分は以下のとおりです。

建物費・建物附属設備費

  • AI制御型のスマートファクトリーの新設・増築
  • 温度・湿度をIoTで自動管理する倉庫・物流拠点
  • クリーンルーム等の特殊設備を備えた新工場

機械装置・システム構築費

  • AI画像検品ライン: 製造工程での不良品を自動判定するカメラ+AI推論サーバ
  • ロボットアーム: ピッキング、溶接、組立の自動化設備
  • AI搭載CNC工作機械: 加工条件を自動最適化するNC旋盤・マシニングセンタ
  • AGV(無人搬送車): 倉庫内・工場内の自動搬送システム
  • 自動倉庫システム: AS/RS(Automated Storage and Retrieval System)
  • IoTセンサーネットワーク: 生産設備のリアルタイム稼働監視・予知保全

ソフトウェア費・クラウド利用費

  • 生産管理システム(MES: Manufacturing Execution System)
  • AI需要予測・在庫最適化システム
  • 工場全体の統合制御ソフトウェア(SCADA)
  • 導入に伴うクラウドサーバの初期利用料

対象外の経費に注意

  • 汎用PC・タブレット: 生産設備に組み込まれない汎用端末は原則対象外
  • 人件費: 自社社員の人件費は補助対象にならない
  • 土地取得費: 工場建設のための土地購入は対象外(賃借は可)
  • 既存設備の保守・運用費: 新規導入でなければ不可

ポイントは「省力化に直結する設備投資であること」です。AI/IoT/ロボットを活用した省人化・自動化の文脈で計画を組むと、審査での評価が高くなります。

他のAI関連補助金と対象経費を比較したい方は、AIエージェント導入に使える補助金5選もあわせてご覧ください。


過去5回の採択データ — 審査の厳しさと傾向

大規模成長投資補助金は、ものづくり補助金や持続化補助金と比べて採択率の変動が激しい制度です。回を追うごとに傾向が変わっているため、データを正しく理解しておきましょう。

公募回別の採択率一覧

公募回 申請件数 採択件数 採択率 予算
1次(2024年4月〜5月) 736件 109件 14.8% 令和5年度補正
2次(2024年6月〜8月) 605件 55件 9.1% 令和5年度補正
3次(2025年3月〜4月) 約50% 令和6年度補正
4次(2025年6月〜8月) 210件 102件 48.6% 令和6年度補正
5次(2026年2月〜3月) 5月下旬発表予定 令和7年度補正

出典: 2次公募 採択案件一覧大規模成長投資補助金の概要と採択分析(2026年)(参照日: 2026-05-19)

なぜ採択率が大きく変動するのか

1次公募は「初回ボーナス」を狙った大量の申請が殺到し、14.8%という厳しい結果になりました。2次ではさらに下がって9.1%。ところが3次・4次では約50%まで回復しています。

この変動の主因は投資下限額のハードルです。1次・2次では「とりあえず出してみよう」という層が多かったのに対し、3次以降は制度への理解が浸透し、要件を満たせない企業が自然と脱落。結果として「質の高い申請」が集まるようになり、採択率が上がったと見られています。

5次公募では投資下限額が20億円に引き上げられたため、さらに申請者が絞られ、採択率は4次並みかそれ以上になる可能性があります(結果は2026年5月下旬発表予定)。


申請から補助金交付までの7ステップ

大規模成長投資補助金の申請プロセスは、一般的な補助金よりもステップが多く、プレゼンテーション審査が含まれる点が特徴的です。

Step 1: GビズIDプライムの取得(所要: 1〜2週間)

電子申請に必須のGビズIDプライムアカウントを取得します。法人は印鑑証明書が必要で、発行までに1〜2週間かかります。既に他の補助金で取得済みなら、同じアカウントを使えます。

GビズID登録の手順はこちら

Step 2: 100億宣言の検討・手続き(所要: 2〜3週間)

売上高10億円以上100億円未満の中小企業は、100億宣言を行うことで投資下限額と賃上げ要件が緩和されます。宣言から100億企業成長ポータルでの公表まで2〜3週間かかるため、公募開始前に手続きを完了させる必要があります。

Step 3: 事業計画の策定(所要: 1〜3か月)

大規模成長投資補助金の事業計画書は、ものづくり補助金とは求められる粒度がまったく違います。以下を具体的に記載する必要があります。

  • 投資の目的: なぜこの規模の投資が今必要か(市場環境、競合状況、自社の課題)
  • 投資計画: 建物・機械装置の仕様、導入スケジュール、見積書
  • 省力化効果: 投資前後での労働生産性の変化を定量的に
  • 賃上げ計画: 3年間の給与支給総額の推移(役員除外)
  • 資金調達計画: 自己資金、借入、他の補助金との組み合わせ
  • 地域経済への貢献: 雇用増、取引先への波及効果

事業計画書の書き方の基本は補助金申請書の書き方完全ガイドを参考にしてください。ただし、大規模成長投資補助金ではさらに踏み込んだ財務計画と投資回収シナリオが求められます。

Step 4: 金融機関による確認書の取得(所要: 2〜4週間)

10億円以上の投資を伴うため、金融機関からの確認書が求められます。メインバンクに事業計画を説明し、資金調達の実現可能性について確認書を発行してもらいます。この手続きに1か月以上かかることも珍しくないため、早めに銀行との相談を開始してください。

Step 5: 電子申請(公募期間内に提出)

GビズIDでログインし、事務局のシステムから電子申請を行います。必要書類は以下のとおりです。

  • 事業計画書
  • 経費内訳書(見積書添付)
  • 決算書(直近2期分)
  • 金融機関確認書
  • 賃上げ計画書
  • 100億宣言のポータル公表URL(該当者のみ)

Step 6: プレゼンテーション審査(書類審査通過後)

ここが他の補助金と大きく異なるポイントです。書類審査を通過した企業は、審査委員の前でプレゼンテーションを行います。5次公募では2026年4月20日〜24日に実施されました。

プレゼン時間は通常15〜20分+質疑応答10分程度。経営者自身が登壇し、投資の必要性・実現可能性・地域への貢献を説明します。ぶっちゃけ、ここが最大の関門です。事業計画書の出来が良くても、プレゼンで説得力がなければ落ちます。

Step 7: 採択→交付決定→事業実施→実績報告→交付

採択通知の後、交付申請を行い、交付決定を受けてから事業を開始します。交付決定前に発注・契約した経費は補助対象になりません。これは全補助金に共通する絶対的なルールです。

事業実施後は実績報告書を提出し、審査を経て補助金が交付されます。補助金は後払いのため、投資資金は先に自己調達が必要です。


審査で不採択になる4つの典型パターン

過去5回の公募で不採択となった企業に共通するパターンがあります。事業計画書の段階でこれらを避けるだけで、採択の可能性は大きく変わります。

パターン1: 省力化効果の根拠が不十分

❌ 「AI導入により生産性が向上する見込みです」

⭕ 「現在の検品工程は作業員3名×8時間/日で対応。AI画像検品ライン導入後は作業員1名×2時間/日に削減。年間人件費を1,440万円(3名×480万円)から480万円に削減し、投資回収期間は3.2年と試算」

審査委員は「本当に省力化になるのか」を最も厳しく見ます。 Before/Afterの数字が具体的であるほど、計画の実現可能性が高いと判断されます。導入後の稼働率、不良品率、人件費の変化を定量的に示しましょう。

パターン2: 賃上げ計画に実現性がない

❌ 「補助金で設備投資し、利益が増えたら賃上げします」

⭕ 「省力化で年間2,400万円のコスト削減 → うち1,200万円を原資に、対象従業員60名の基本給を月平均2万円引き上げ。3年間の年平均上昇率は5.2%」

5.0%(100億宣言は4.5%)の賃上げを3年間維持する計画が必要です。投資の果実がどう賃上げに回るか、具体的な原資とフローを示さないと「絵に描いた餅」と判断されます。

パターン3: プレゼンで経営者の本気度が伝わらない

❌ 担当者に任せきりで、経営者は概要しか説明できない

⭕ 経営者自身が投資の背景・市場分析・リスク対策を語り、質疑にも即答できる

プレゼン審査は「人を見る場」です。10億円以上の投資を任せるに値する経営者かどうかを審査委員は判断しています。投資の技術的な詳細は担当者が補足してもよいですが、経営判断の根拠と覚悟は経営者本人が語るべきです。

パターン4: 地域経済への波及効果が書かれていない

❌ 「自社の売上・利益が伸びる計画」のみ記載

⭕ 「新工場の稼働により地元から30名の新規雇用。地域の部品メーカー5社への発注額が年間2億円増加。固定資産税・法人住民税による地方税収増」

この補助金は「地域の雇用を支える中堅企業の成長」を支援する制度です。自社の利益だけでなく、地域経済・雇用・サプライチェーンへのプラスの影響を具体的に記載しましょう。公募要領にも「地域における持続的な賃上げ」が目的として明記されています。


ものづくり補助金・成長加速化補助金との棲み分け

「大規模投資をしたいが、ものづくり補助金ではダメなのか?」という質問をよくいただきます。結論から言うと、投資規模で使い分けるのが正解です。

3制度の比較表

項目 大規模成長投資補助金 中小企業成長加速化補助金 ものづくり補助金
補助上限 50億円 5億円 1,250万円〜4,000万円
補助率 1/3 1/2 1/2〜2/3
投資下限 10億〜20億円 なし なし
対象企業規模 従業員2,000人以下 中小企業 中小企業
100億宣言 優遇あり 申請要件 不要
プレゼン審査 あり なし なし
賃上げ要件 年平均5.0% 年率3.0% 年率1.5%
採択率(直近) 約49% 約37%

投資規模別のおすすめ

  • 投資額1,000万円以下: ものづくり補助金、IT導入補助金(統合新制度ガイド参照)
  • 投資額1,000万円〜5億円: 中小企業成長加速化補助金(成長加速化補助金ガイド参照)
  • 投資額10億円以上: 大規模成長投資補助金(本記事)

投資規模が中間(5億〜10億円)の場合は、成長加速化補助金を単独で使うか、複数の制度を組み合わせる方法を検討してください。ただし同一経費への二重計上はNGです。


プレゼン審査を乗り切るための3つの鉄則

書類審査は事業計画の「内容」で勝負できますが、プレゼン審査は「伝え方」が結果を左右します。他の補助金にはない独自のステップなので、対策を怠ると痛い目に遭います。

鉄則1: 最初の3分で「投資の必然性」を語る

審査委員は1日に何十社ものプレゼンを聞きます。冒頭で「なぜこの規模の投資が今必要なのか」を端的に伝えないと、残りの時間は上の空で聞かれます。市場環境の変化、競合の動き、人手不足の深刻さなど、投資しないリスクから入るのが効果的です。

鉄則2: 質疑応答の想定問答を最低20個準備する

審査委員からの質問は鋭いです。「投資回収の根拠は?」「為替リスクの想定は?」「既存設備との違いは?」など、経営判断を問う質問が飛んできます。経営者・CFO・技術責任者がそれぞれの専門分野で即答できる体制を作りましょう。

鉄則3: 地域・雇用への貢献を最後にもう一度強調する

プレゼンの締めくくりで、地域経済への波及効果を改めて伝えます。「この投資により、地元で○名の雇用を創出し、サプライチェーン全体で年間○億円の経済効果を生む」という一文が、審査委員の印象に残ります。


6次公募に向けて今から準備すべきこと

5次公募(2026年2月〜3月)は終了し、採択結果は2026年5月下旬に発表予定です。6次公募の正式な日程はまだ発表されていませんが、過去の傾向から2026年夏〜秋に実施される可能性があります。

公募が始まってから準備するのでは間に合いません。以下の3つのアクションを今日から始めてください。

  1. 今日やること: 公式サイトで最新の公募要領PDFをダウンロードし、自社が要件を満たすか確認する。GビズIDが未取得なら取得手続きを開始
  2. 今月中: 100億宣言の対象企業(売上10億〜100億円)なら、100億企業成長ポータルで宣言手続きを完了させる。金融機関への事前相談も開始
  3. 公募開始前: 事業計画のドラフトを完成させ、プレゼン資料の骨子を作成。金融機関確認書の取得手続きも並行して進める

AI導入を含む大規模設備投資の計画策定や、どの補助金制度が自社に合うか分からない場合は、お気軽にご質問ください。

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よくある質問

Q1: 大規模成長投資補助金とは何ですか?

中堅・中小企業が工場の新設やAI自動化ラインなど10億円以上の大規模な設備投資を行う際に、投資額の最大1/3(上限50億円)を国が補助する制度です。正式名称は「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」で、経済産業省が所管しています。

Q2: 補助金はいくらもらえますか?

投資額の1/3が補助されます。たとえば30億円の設備投資なら最大10億円、150億円の投資なら上限の50億円です。ただし、投資下限額(5次公募では一般企業20億円、100億宣言企業15億円)を超える設備投資が必要です。

Q3: 中小企業でも申請できますか?

はい。常時使用する従業員が2,000人以下であれば、中小企業・中堅企業を問わず申請可能です。資本金の要件はありません。ただし、大企業の子会社(みなし大企業)は対象外です。1社では投資額が足りない場合、最大10社でのコンソーシアム申請も認められています。

Q4: ものづくり補助金との違いは何ですか?

最大の違いは投資規模です。ものづくり補助金は上限1,250万円〜4,000万円で中小企業向け、大規模成長投資補助金は上限50億円で中堅企業クラスの大型投資向けです。また、大規模成長投資補助金にはプレゼンテーション審査があり、賃上げ要件も年平均5.0%とより厳しい設定になっています。

Q5: 採択率はどのくらいですか?

公募回によって大きく変動します。1次公募は14.8%(736件中109件)、2次公募は9.1%(605件中55件)と厳しかった一方、4次公募では48.6%(210件中102件)まで回復しました。投資下限額のハードルが上がった5次以降は、要件を満たす質の高い申請が集まり、採択率は安定する傾向にあります。

Q6: 100億宣言をすると何が有利になりますか?

投資下限額が20億円→15億円に緩和され、賃上げ要件も5.0%→4.5%に下がります。さらに、100億宣言企業向けに約1,000億円の別枠予算が確保されており、一般枠より採択されやすい可能性があります。宣言できるのは売上高10億円以上100億円未満の中小企業です。

Q7: 交付決定前に設備を発注してもよいですか?

いいえ、絶対にNGです。交付決定前に発注・契約した経費は一切補助対象になりません。採択通知≠交付決定ですので注意してください。採択後に改めて交付申請を行い、交付決定通知を受け取ってから発注してください。


参考・出典


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この記事は補助金ナビ編集部がお届けしました。

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免責事項

本記事の情報は2026年5月19日時点の経済産業省・事務局の公表資料に基づく参考情報です。補助金の制度内容・公募スケジュール・投資下限額は予告なく変更される場合があります。申請にあたっては、必ず公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。本記事の情報に基づく申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。

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