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【2026年4〜9月】補助金カレンダー|主要締切一覧と申請スケジュール完全版

【2026年4〜9月】補助金カレンダー|主要締切一覧と申請スケジュール完全版

この記事の結論

2026年4〜9月の主要補助金締切を一覧化。持続化補助金4/30、ものづくり補助金5/8、デジタル化AI補助金5/12〜8/25、省力化補助金5月中旬。「知らなかった」で機会損失を防ぐ締切カレンダー。

2026年4月から9月にかけて、中小企業が申請できる主要補助金の締切が集中している。4月30日の持続化補助金第19回、5月8日のものづくり補助金第23次、5月12日のデジタル化・AI導入補助金1次、5月中旬の省力化投資補助金第6回——これらを逃すと次の申請機会は秋以降になる。

「知らなかった」で申請機会を失うケースは珍しくない。補助金は申請が始まってから動いても間に合わない。GビズIDの取得だけで1〜2週間かかる。事業計画書の作成には1〜3週間。締切の1ヶ月前にはすでに「準備中」であるべきだ。この記事では4月〜9月の締切を時系列で整理し、いつ・何を準備すべきかを明確にする。

なお、補助金カレンダー全体(年間)の概況はAI導入に使える補助金5選 徹底比較も参考にしてほしい。

締切日 制度名 公募回 補助上限 ステータス
4月16日(木) 持続化補助金 様式4発行 第19回 商工会・商工会議所への締切
4月30日(木) 小規模事業者持続化補助金 第19回 最大250万円 申請受付中
5月8日(金) ものづくり補助金 第23次 最大3,500万円(成長分野進出類型・DX/GX) 申請受付中
5月12日(火) デジタル化・AI導入補助金 1次締切 最大450万円 申請受付中
5月中旬(予定) 省力化投資補助金(一般型) 第6回 最大1億円(101人以上・大幅賃上げ時) 4月中旬受付開始予定
5月中旬(予定) 事業承継・M&A補助金 交付申請 第14次(採択済み) 採択者のみ
6月15日(月) デジタル化・AI導入補助金 2次締切 最大450万円 受付開始済み
7月21日(火) デジタル化・AI導入補助金 3次締切 最大450万円 受付開始済み
8月25日(火) デジタル化・AI導入補助金 4次締切(最終予定) 最大450万円 受付開始済み
9月以降(未定) ものづくり補助金 第24次(予定) 最大3,500万円 公募未開始

※ 上記は2026年4月7日時点の情報です。省力化投資補助金第6回の具体的締切日は公式サイトで随時確認してください。

4月の山場 — 持続化補助金4/30締切の注意点

小規模事業者持続化補助金(第19回)は2026年4月30日(木)が申請締切だ。ただし、実質的な締切は4月16日(木)だと考えてほしい。

なぜか。商工会・商工会議所が発行する「事業支援計画書(様式4)」の発行受付締切が4月16日に設定されているからだ。この書類なしでは申請できない。4月17日以降に様式4を依頼しても「対応できません」と断られる。申請書の準備が完成していても、様式4がなければ電子申請システムに提出できない。

制度の基本データ(第19回)

項目 内容
補助率 2/3(赤字事業者は3/4)
補助上限額(通常枠) 50万円
補助上限額(特例) 最大250万円(創業・後継者支援・事業環境変化枠等)
対象者 小規模事業者(商業・サービス業:従業員5名以下、製造業:20名以下)
申請締切 2026年4月30日(木)17:00
様式4締切 2026年4月16日(木)※商工会・商工会議所による
申請方法 電子申請のみ(jGrants)

今回(第19回)から「事業環境変化加点」が新設された。相互関税など直近の経済変動による影響を申請書に記載することで加点が得られる。該当する企業は積極的に活用したい。

5月前半に集中する3つの締切

ものづくり補助金 第23次:5月8日(金)

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の第23次公募は、2026年2月6日に公募が始まり、5月8日17:00が締切だ。すでに申請受付中であり、いま準備を始めれば間に合う。

項目 内容
補助率(通常) 1/2以内
補助率(小規模・再生事業者) 2/3以内
補助上限額 最大3,500万円(成長分野進出類型DX/GX)、通常類型は最大2,500万円(51人以上)
賃上げ必須要件 年平均3.5%以上の増加、事業場内最低賃金+30円以上
公募期間 2026年2月6日〜5月8日(金)17:00
採択発表(予定) 2026年8月上旬
申請方法 jGrants(電子申請)

第23次の特徴は賃上げ要件が「年平均3.5%以上」に一本化された点だ。前回より厳しくなっている。認定経営革新等支援機関(認定支援機関)との事業計画書策定が必須のため、支援機関の選定から着手するのが最初のステップになる。

デジタル化・AI導入補助金 1次締切:5月12日(火)

旧IT導入補助金が名称変更した「デジタル化・AI導入補助金2026」の1次締切は2026年5月12日(火)17:00だ。申請受付はすでに3月30日から始まっている。

項目 内容
補助率(通常枠・基本) 1/2以内
補助率(小規模事業者) 最大4/5(インボイス枠・一定要件)
補助上限額 最大450万円(枠によって異なる)
1次締切 2026年5月12日(火)17:00
2次締切 2026年6月15日(月)17:00
3次締切 2026年7月21日(火)17:00
4次締切 2026年8月25日(火)17:00
申請方法 IT導入支援事業者経由で電子申請

この補助金は他の補助金と異なり、先着順ではなく審査型だ。「1次に出せば有利」というよりも、準備が整った段階で出すのが正解に近い。ただし事業開始時期(交付決定後)を早めたい場合は1次を狙う価値がある。

省力化投資補助金(一般型)第6回:5月中旬(予定)

中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第6回は、2026年4月中旬に申請受付が始まり、5月中旬が締切予定だ(具体的な日付は公式サイトで確認要)。

項目 内容
補助率 1/2以内(小規模・再生事業者は2/3以内)
補助上限額 最大1億円(101人以上・大幅賃上げ時)(企業規模による)
申請受付開始(予定) 2026年4月中旬
申請締切(予定) 2026年5月中旬
必要要件 GビズIDプライム取得済み、認定支援機関との連携
公式サイト 中小企業省力化投資補助金(一般型)

省力化補助金の補助上限は大きい。ただし審査が厳しく、「省力化によって何工程を削減し、何人分の人件費に相当するか」を定量的に示す必要がある。計画書の完成度で採否が分かれる。

6〜8月はデジタルAI補助金の連続締切

デジタル化・AI導入補助金は1次〜4次まで4回の締切がある。6月15日(2次)、7月21日(3次)、8月25日(4次)が続く。

「5月に間に合わなかった」からといって諦める必要はない。ただし、IT導入支援事業者の登録が必要な点と、事業者との連携に時間がかかることは覚えておいてほしい。また、補助金は後払い(事業完了後に補助金が振り込まれる)のため、資金繰りを考えると早い締切で採択・交付を受けた方が有利だ。

各締切の採択発表と事業開始タイミング(目安)

締切 日付 交付決定(目安) 事業開始可能時期
1次 2026年5月12日 2026年6月中旬頃 2026年6〜7月
2次 2026年6月15日 2026年7月中旬頃 2026年7〜8月
3次 2026年7月21日 2026年8〜9月頃 2026年9月〜
4次 2026年8月25日 2026年9〜10月頃 2026年10月〜

※ 交付決定タイミングは事務局の審査状況によって前後する。上記はあくまで目安。

4次(8月25日)が最終締切の場合、交付決定は秋以降になる。補助事業期間(対象の経費を使える期間)は交付決定から1年程度が一般的なため、4次採択でも2027年内での事業完了は可能だ。

9月以降の見通し — 秋の公募を見据えた動き

ものづくり補助金の次回公募(第24次)は2026年秋以降になる見込みだ。第23次が5月8日に締め切られた後、採択発表が8月上旬、交付決定が10月頃と想定される。第24次の公募開始は早くとも秋以降(10〜11月)だ。

省力化投資補助金(一般型)については、第7回以降のスケジュールは現時点(2026年4月)で未発表。過去の実績では年に2〜3回の公募が行われているため、秋に第7回の公募が始まる可能性が高い。

事業承継・M&A補助金については、令和7年度補正予算分の公募(第14次、締切2026年4月3日)がすでに終了している。次回(令和8年度)の公募スケジュールは未発表だ。

「知らなかった」を防ぐ——申請に必要な準備の逆算

補助金申請で最も多い失敗は「締切を知ったときにはもう遅かった」だ。典型的なパターンを挙げる。

よくある失敗と回避策

❌ 「4月30日の締切を知ったのが4月20日だった」

⭕ 様式4の商工会締切(4月16日)を先に確認して、1ヶ月前から動く

❌ 「GビズIDを持っていなくて申請できなかった」

⭕ GビズIDプライムの取得申請は今すぐ行う(取得まで最長2週間)

❌ 「事業計画書の完成が締切前日だった、事務局に相談する時間がなかった」

⭕ 認定支援機関に締切の2〜3週間前にはドラフトを持参する

❌ 「交付決定前に設備を発注してしまった」

⭕ 採択≠交付決定。発注は必ず交付決定通知を受け取った後

逆算スケジュール(5月8日・ものづくり補助金を例に)

時期 やること
今すぐ GビズIDプライムの取得(未取得の場合)
4月7〜14日 認定支援機関に連絡・面談予約
4月15〜21日 事業計画書のドラフト作成、AI導入の課題・数値目標の整理
4月22〜28日 認定支援機関のレビューを受け修正、書類一式の最終確認
4月29日〜5月7日 jGrantsで電子申請(締切17:00厳守)

制度間の選び方 — 状況別のおすすめ

状況 4〜9月で狙うべき制度 理由
小規模事業者でまず経費補助が欲しい 持続化補助金(4/30) 申請が比較的簡単、最大250万円
AIソフト・クラウド導入を計画している デジタル化AI補助金(5/12〜8/25) 4回の締切があり、タイミングを選べる
生産設備の省力化・自動化 省力化補助金(5月中旬)またはものづくり補助金(5/8) 上限額が大きい、AI×設備を一体で補助
AI導入+従業員研修を同時にやりたい デジタル化AI補助金+人材開発支援助成金(年間通じて随時) 補助金と助成金は別制度、併用可能
M&Aや後継者問題を抱えている 事業承継・M&A補助金(次回は秋以降の見込み) 第14次(4/3締切)はすでに終了

なお、同一経費に複数の補助金を重複して申請することは原則できない。ただし、「デジタル化AI補助金でソフト、人材開発支援助成金で研修」のように経費が分かれれば併用可能だ。補助金の併用戦略ガイドも参考にしてほしい。

4月〜9月のカレンダーを活かすための3つのアクション

  1. 今日やること: GビズIDプライムの取得状況を確認する。未取得ならGビズID申請サイトから今すぐ申請。
  2. 今週中: 自社に最も関係する締切を1つ決め、公募要領をダウンロードして必要書類リストを確認する。
  3. 今月中: 認定経営革新等支援機関(ものづくり・省力化の場合)またはIT導入支援事業者(デジタル化AI補助金の場合)に連絡を取り、事業計画の相談を始める。

どの補助金が自社の状況に合うか分からない場合は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。AI導入の計画策定と補助金活用についてアドバイスします(申請代行は行っていません)。

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この記事は補助金ナビ編集部がお届けしました。

参考・出典


免責事項

本記事の情報は2026年4月7日時点の各省庁・事務局の公表資料に基づく参考情報です。補助金・助成金の制度内容は予告なく変更される場合があります。申請にあたっては、必ず各制度の公式サイトで最新の公募要領をご確認ください。本記事の情報に基づく申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。

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