熊本県内の小規模事業者が2026年に活用できる「持続化補助金」系の制度は、国の小規模事業者持続化補助金だけではありません。熊本県独自の「くまもと型応援補助金」という制度が存在し、補助率は国の2/3を大きく上回る9/10(90%)で最大200万円という破格の条件でした。
ただし、くまもと型応援補助金は2026年3月31日をもって申請受付を終了しています(予算50億円に達したため)。現在申請できるのは国の持続化補助金(第19回・4/30締切)となります。この記事では両制度の詳細と、熊本県内での申請実務をまとめます。
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国の持続化補助金 第19回:4/30締切まで受付中
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉第19回 |
| 所管省庁 | 中小企業庁 |
| 補助率 | 2/3 |
| 補助上限 | 50万円(インボイス特例で最大100万円) |
| 対象者 | 小規模事業者(商業・サービス業5名以下、製造業等20名以下) |
| 対象経費 | 機械装置費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会出展費 等 |
| 申請締切 | 2026年4月30日(木)17:00 |
| 様式4締切 | 2026年4月16日(木)※実質的な準備期限 |
| 申請方法 | 電子申請(jGrants) |
熊本県内では商工会地区と商工会議所地区で申請窓口が異なります。地図で確認できない場合は、熊本県商工会連合会(096-359-5593)に問い合わせると担当窓口を案内してもらえます。
持続化補助金の詳しい申請ガイドは[持続化補助金 第19回申請ガイド](/articles/jizokuka-19th-application-tips-2026/)でまとめています。
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くまもと型応援補助金:申請受付は終了(参考情報)
制度の概要
「くまもと型応援補助金(くまもと型小規模事業者持続化補助金)」は、熊本県が物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して実施していた県独自の補助金です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 9/10(90%) |
| 補助上限額 | 200万円 |
| 対象者 | 熊本県内に主たる事業所を有する小規模事業者(法人・個人事業主・一部NPO等) |
| 補助メニュー | コスト削減・生産性向上・売上増加・付加価値訴求・人材確保 |
| 申請受付 | 2026年3月31日をもって終了(予算50億円に達したため) |
補助率9/10という数字は、国の補助金(2/3)の約1.35倍です。「自己負担1割で設備投資できる」制度として熊本県内事業者から注目を集め、予算が3月23日に25億円から50億円に増額されたにもかかわらず、3月31日に受付終了となりました。
> 2026年度の復活について: 2026年3月27日時点では2026年度のくまもと型応援補助金再開は未発表です。継続・拡充の可能性はありますが、決定までは国の制度を優先的に活用することをお勧めします。
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熊本県内での申請窓口一覧
商工会議所地区(熊本市・八代市等の市街地)
熊本市内であれば熊本商工会議所が主な相談窓口です。
> 熊本商工会議所
> 住所: 熊本市中央区Downtown area
> 電話: 096-354-6688
> ウェブ: [https://www.kmt-cci.or.jp/](https://www.kmt-cci.or.jp/)
> ※第19回の様式4発行受付締切: 2026年4月16日(木)17:15(通常の17:00より15分延長)
商工会地区(郡部・町村)
熊本県商工会連合会(商工会版申請窓口の統括)
– 住所: 〒860-0801 熊本市中央区安政町4-19 TM10ビル2階B号室
– 電話: 096-359-5593
– 県内各地の商工会に振り分けてもらえます
熊本地震(2016年)の被災地域(益城町・南阿蘇村等)にある事業者は、窓口に「被災事業者」である旨を伝えると加点の対象になる可能性があります(公募要領で要確認)。
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熊本県内での申請のポイント
ポイント1: 「熊本らしい」事業計画が評価される
審査は全国一括で行われますが、熊本県内の市場環境・地域特性を具体的に盛り込んだ事業計画は説得力が高まります。
> 事例区分: 想定シナリオ
> 以下は持続化補助金の活用支援経験をもとに構成した典型的なシナリオです。
熊本県内の食品加工業者が、熊本産の農産物を使ったEC販売の拡大を目的に持続化補助金を活用したケースでは、「熊本産にんにくの産地直送」という地域特性を事業計画の軸に据え、ウェブサイト制作費・写真撮影費・送料管理システム導入費を経費として計上。「熊本県内生産者との連携強化」という観点で加点を得た事例があります。
ポイント2: 様式4の取得は「4/9まで」に相談を完了させる
熊本商工会議所では「様式4の発行に5〜10営業日かかる」と案内しています。4/16(様式4締切)から逆算すると、4/9(木)までには窓口相談を完了させることが必要です。
窓口の混雑は毎回締切直前に集中します。商工会・商工会議所に相談予約を取る場合は「持続化補助金の相談をしたい」と明確に伝えると、担当者を用意してもらいやすくなります。
ポイント3: 電子申請のシステムへの慣れ
持続化補助金の申請はjGrants(電子申請ポータル)を使います。GビズIDプライムが必要です。初めて使う場合は操作に慣れるまで1〜2時間かかることがあります。
申請システム全体の操作方法は[jGrants完全ガイド](/articles/jgrants-electronic-application-guide-2026/)でも解説しています。
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よくある質問(熊本県内編)
Q. 熊本市ではなく郡部(例: 菊池市)に事業所があります。どこに相談すれば?
菊池市は商工会地区です。菊池商工会またはその上部機関である熊本県商工会連合会(096-359-5593)にご連絡ください。
Q. くまもと型応援補助金と国の持続化補助金は同時に申請できましたか?
原則として同一の補助事業について両方を受給することはできませんでした。ただし補助する対象経費(メニュー)が異なれば別途申請できるケースもありました。2026年度版が再開された際は、必ず最新の公募要領を確認してください。
Q. 熊本地震の被災地域にある事業者は加点がありますか?
持続化補助金の加点項目は「賃上げ要件」「インボイス特例」「創業特例」等が主であり、熊本地震固有の加点は現行公募要領には設けられていません(2026年3月時点)。ただし商工会・商工会議所での面談で被災状況を説明することで、支援計画書の内容に反映してもらえる場合があります。
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今から始める申請準備(熊本版)
1. 今日: GビズIDプライムの取得申請([手順はこちら](/articles/gbizid-toroku-guide/))
2. 今週中: 熊本商工会議所または地元商工会に相談予約の電話
3. 4/9まで: 経営計画書・補助事業計画書の素案を持参して窓口相談完了
4. 4/16まで: 様式4(事業支援計画書)の発行を受ける
5. 4/30まで: jGrantsで申請提出
どの補助金が自社に合うか分からない場合は、[お問い合わせフォーム](https://uravation.com/contact/)からご相談ください。Uravationでは中小企業のAI導入・DX推進に関する計画策定サポートを行っています。
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あわせて読みたい:
– [持続化補助金 第19回申請ガイド](/articles/jizokuka-19th-application-tips-2026/)
– [持続化補助金 年間スケジュール一覧](/articles/jizokuka-schedule-nennankai-2026/)
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この記事は補助金ナビ編集部がお届けしました。
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免責事項
本記事の情報は2026年3月27日時点の中小企業庁・熊本県・熊本商工会議所・熊本県商工会連合会の公表資料に基づく参考情報です。くまもと型応援補助金の2026年度再開情報については未確定のため、必ず熊本県公式サイトで最新情報をご確認ください。本記事の情報に基づく申請の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。
参考・出典
– [小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉第19回](https://www.jizokukanb.com/jizokuka_r6h/) — 全国商工会連合会(参照日: 2026-03-27)
– [熊本商工会議所 持続化補助金 第19回のお知らせ](https://www.kmt-cci.or.jp/news/syoukibojigyousyajizokuka19/) — 熊本商工会議所(参照日: 2026-03-27)
– [くまもと型応援補助金 申請受付終了のお知らせ](https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/61/257821.html) — 熊本県(参照日: 2026-03-27)
– [熊本県商工会連合会 小規模事業者持続化補助金](https://www.kumashoko.or.jp/?page_id=3570) — 熊本県商工会連合会(参照日: 2026-03-27)